2016-03-19 16:11
FCPの活動拠点である相馬市の再生可能エネルギーによる電力の実現見通しを調査したので報告します。(添付pdf参照)
(調査方法)
1)所在については現地確認(一部GoogleMap使用)で行った。
2)規模については現地表示確認、公表数値、一部は観察による推定でおこなった。
3)相馬市の総消費電力を年間248kwhとしたが、公表数値が見当たらないので、南相馬市の数値から人口比率で推定している。
(結果)
1)2016年11.2%、2017年35.4%となった。24年後100%化を考えると、順調なスタートと考えられる。
2)但し、多くは固定価格買取制度を利用した企業の太陽光発電への投資によるものと推測され、2040年を前に寿命が来ることを考えると、長期持続性に懸念が存在する。
3)今後、家庭など市民による再エネ設置や太陽光偏重でなく導入ポテンシャルの最も多い風力発電などが望まれる。