HOME > エチオピアの植林プロジェクト
現在、ふくしま市民発電の理事長を務める新妻は、1990年から5年間をアフリカで暮らしました。その間、アフリカ各地28カ国を陸路で旅し、1994年、エチオピアの世界遺産の村として知られるラリベラで、一羽のフクロウに出会います。
子供たちの遊び道具にされていたかわいそうなフクロウを買い取り、3週間連れ歩いたすえに、無事にフクロウを自然に返してやることができました。
当時のエチオピアでは、無計画な伐採から砂漠化が進んでおり、人々の暮らしにも深刻な影響をもたらしていました。
この状況を目の当たりにした新妻は、日本に帰国後、エチオピアで緑化と水資源開発を行う団体を立ち上げます。エチオピアで出会ったフクロウの名にちなんで「NPOフー太郎の森基金」と名付けられた団体は、1999年よりラリベラに事務所を置き植林活動を開始。
年間450ミリしか雨の降らない土地柄。雨季の雨水を大切に使うための溜池も造成してきました。
設立から10数年を経たいま、230万本の樹木と8つの溜池が、エチオピアの大地にうるおいをもたらし、歴史あるラリベラは緑のなかで、しずかに歴史を刻み続けています。
エチオピアでの植林活動を始めるにあたって新妻が始めたのが、全国各地での講演会活動でした。45日間・41カ所で行った講演会で「1,000円募金」を呼びかけ、全国のみなさまより託された350万円が、緑に抱かれた世界遺産の村を作っていくきっかけになりました。
この経験を踏まえ、ふくしま市民発電もまた、みなさまに1,000円募金をお願いしております。今度は福島に「希望」を植えていきます。
「希望」とは「再生可能エネルギー100%の福島」
のことに他なりません。「未来投資募金」と名づけ
た1,000円募金によるみなさまの善意は、全額、太陽光パネルの購入費に充てられ、福島の未来に貢献します。
みなさまのご協力を心よりお願い申し上げます。